◆第57回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月12日、阪神・芝1400メートル=良)
1〜3着馬に桜花賞・G1(4月9日、阪神)の優先出走権が与えられる
トライアル競走は3歳牝馬18頭によって争われ、吉田隼人騎手が騎乗した1番人気の
シングザットソング(栗東・高野友和厩舎、父
ドゥラメンテ)が重賞初挑戦で初タイトルを獲得した。勝ち時計は1分20秒7。
首差の2着には7番人気の
ムーンプローブ(北村友一騎手)、さらに首差の3着には11番人気の
ジューンオレンジ(富田暁騎手)が続き、同じく桜花賞への切符を獲得。4番人気
ルーフ(藤岡康太騎手)は3着に0秒1差の4着で優先出走権を逃した。
藤岡康太騎手(
ルーフ=4着)「メンバー的に流れると思っていたので、少し離れた位置から。リズムも良かったですし、反応もしてくれているのですが。もう少しでした」
斎藤新騎手(
イティネラートル=5着)「行けるならば行きたかったのですが、内枠でしたし、腹をくくってインでロスなく乗りました。いつもと違う形でも最後まで頑張ってくれました。いい経験になったと思います」
菱田裕二騎手(
サラサハウプリティ=7着)「持っている能力はこんなものではないです。工夫しながら、力を発揮できるようにしていきたい」
藤岡佑介騎手(
ポリーフォリア=8着)「
スピードがあって、上手に立ち回ってくれました。将来性がある馬だと思います」
川須栄彦騎手(
トウシンカーリン=9着)「競馬の前に苦しがってしまって、迷惑をかけてしまいました。芝の走りは良かったのですが」
角田大河騎手(
プウスカンドゥール=11着)「ゲートの中で落ち着きすぎて出遅れました。五分に出ていれば…。フットワークはいい馬なので、これからです」
石橋脩騎手(
リバーラ=12着)「前回よりもゲートは出てくれたが、まじめすぎて一気にトップ
スピードになってしまう。徐々に良くなってくれれば」
国分優作騎手(
マルモリディライト=13着)「4角まではいい感じだったが、坂のあたりで苦しくなりました。でも、しっかり走ってくれている」
古川吉洋騎手(
イコノスタシス=14着)「馬がぼけっとしていて、出なかった。ハミも取らなかったです。4コーナーまではロスなく乗れたんですが、追い出してからが伸びませんでした」
松田大作騎手(
ジョリダム=15着)「いい
スピードがあるが、このペースではついて行くのがきつかった」
北村宏司騎手(
トラベログ=16着)「ゲートに入るまでうまく過ごせました。スタートも良かったです。でも道中で外に張るところがあって、力が入りすぎて余力がなくなりました。ただ、落ち着いてレースに臨めたのは収穫です」
池添謙一騎手(
エコロアイ=17着)「先行しましたが、ペースが流れましたからね。現状ではダートの方がいいようです」