「阪神大賞典・G2」(19日、阪神)
中心は
ボルドグフーシュ。今回と同じ舞台で行われた菊花賞は高速決着の中、後方から追い込んで鼻差の2着。暮れの有馬記念でも上がり最速の脚を使って、再び2着と大舞台で立て続けに好走している。重賞はまだ未勝利だが、実力は優にG1級。新コンビの川田に導かれ、ここで初タイトルを手にしたい。
菊花賞3着馬
ジャスティンパレスも充実一途だ。まだ心身に若さを残していた有馬記念では7着に敗れたが、当時よりも走りの
バランスが良くなったことを指摘する杉山晴師。「有馬の後からひと皮むけた印象を受ける」と自信の口ぶりだ。
凱旋門賞18着→有馬記念8着と大敗が続く
ディープボンド。ただ、有馬記念は積雪による輸送トラブルの影響が少なからずあった。この中間は活気に満ちた動きを見せており、何と言ってもレース連覇中の舞台巧者。巻き返しはあって当然だ。
昨年の2着馬
アイアンバローズは長丁場を得意としており、スタミナ比べの展開になれば上位進出は十分。他では昨年のアルゼンチン共和国杯を制した
ブレークアップや、20年の当レース覇者
ユーキャンスマイル、そして今村聖奈とコンビを組む
メロディーレーンにも要注目だ。