JRA初勝利を目指すバンボーレ(昨年8月撮影、ユーザー提供:だまさん)
土曜阪神8Rの4歳上1勝クラス(ダ1400m)は
バンボーレ(牝5、栗東・飯田祐史厩舎)の激変を期待したい。
再転入初戦の前走(小倉ダ1700m)は2秒差の11着に終わったが、園田と姫路では1400mばかり使われてきた馬。参考外としていいだろう。
ホッコータルマエ産駒は牡馬と牝馬で距離適性が異なり、牡馬は中距離馬がほとんどだが、牝馬は短距離ベター。とりわけダ1400mは[8-6-4-43]の勝率13%、複勝率30%。回収率が単勝で385%、複勝でも155%あるように、伏兵の好走が目立つ。それだけに
バンボーレも今回、1400mに戻るのは大きなプラスだ。
7カ月ぶりの実戦となるが、9日の1週前追い切りでは4F52秒3-1F11秒6の超好時計をマーク。今週も同じく坂路で4F54秒0-1F12秒1だから、仕上がりは万全だ。何より、これだけ動けているのだから、現級では能力が一枚上の可能性がある。ルーキー河原田菜々騎手とともに、JRA初勝利を手にしてほしい。