今年3月に新規開業した小栗実調教師=栗東=が、3月26日の阪神7R・4歳上1勝クラス(芝1600メートル=14頭立て)で管理する
ミツルハピネス(牝5歳、父
エピファネイア)が1着となり、JRA初勝利を挙げた。勝ち時計は1分35秒5(重)。
初コンビの酒井学騎手を背に
トップスタートを切った。道中は好位に控え、余裕の手応えで直線へ。反応良くスムーズに抜け出し、2着
アパショナード(鷲頭虎太騎手)に5馬身差をつけて圧勝した。
中京競馬場で初Vの一報を聞いた小栗調教師は「預けてくれたオーナーに感謝したいです。今までお世話になった両親、家族、サポートしていただいた関係者のおかげでこの勝利があると思います」とコメント。「馬も無事に帰ってきたと報告を受け、それが第一です。勝ててよりいっそううれしいです。次の1勝に向けて一つ一つ頑張っていきたいです」と決意を新たにした。