◆第28回
アンタレスS・G1(4月16日、阪神競馬場・ダート1800メートル)=美浦トレセン
昨年11月の武蔵野S以来、約5か月ぶりの出走となる
フルデプスリーダー(牡6歳、美浦・斎藤誠厩舎、父ヘニーヒューズ)だが、状態に一切の不安はない。5日の1週前追い切りは、Wコースで6ハロン81秒7―11秒2。6歳オープンクラスの僚馬を内から2馬身半追走し直線で併入と、上々の動きを披露した。斎藤調教師も「放牧で
リセットできた。抜群の動きだったね」と自信をのぞかせた。
前走はスタートで大きく出遅れ15着に大敗。近況課題となっているウィークポイントを改善するために、帰厩後はゲート練習を入念に行っている。トレーナーも「やれることはやっている。ジョッキーもゲートだけと言っているし、自信を持って乗って欲しい」と初コンビになる西村淳也騎手へエールを送った。