前走の君子蘭賞を快勝したキミノナハマリア(ユーザー提供:DKさん)
鮫島良太騎手が14年ぶりのJRA重賞制覇をかけて、フローラステークス(3歳牝・GII・芝2000m)にキミノナハマリア(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)で参戦する。
鮫島騎手は05年にデビュー。2年目の06年には60勝を挙げて、小倉2歳S(アストンマーチャン)で重賞初制覇を果たした。その後も10年まで20勝以上を挙げていたが、徐々に成績が下降。20年以降は9勝、5勝、2勝と1桁勝利。今年はまだ勝利に手が届いていない。
今年の初勝利を重賞で挙げることができるか。21年の葵S(カンタベリーマッハ・15着)以来、2年ぶりとなる重賞参戦のパートナーがキミノナハマリアだ。前走の君子蘭賞は松山弘平騎手での勝利だったが、鮫島騎手も3走前のエリカ賞(3着)、前々走の1勝クラス(2着)でコンビを組んでいる。2戦ともに人気以上の着順に導いたように、相性もバッチリ。このチャンスを逃すことなく、09年の小倉2歳S(ジュエルオブナイル)以来、14年ぶりとなるJRA重賞制覇をつかみ取りたい。
【鮫島良太騎手のJRA重賞制覇】
06年小倉2歳S・アストンマーチャン(3番人気)
08年阪神牝馬S・エイジアンウインズ(5番人気)
08年京都大賞典・トーホウアラン(4番人気)
09年CBC賞・プレミアムボックス(12番人気)
09年小倉2歳S・ジュエルオブナイル(2番人気)