“母の父SS”がフランス重賞制覇

2007年09月10日 07:00

 現地時間9日、仏・ロンシャン競馬場で行われたラロシェット賞(2歳、仏G3・芝1400m)は、L.デットーリ騎手騎乗の2番人気ヤングプリテンダー Young Pretender(牡2、英・J.ゴスデン厩舎)が、好位の内追走からゴール直前で一気に伸び、シェディアク Shediakに1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分21秒90(良)。

 勝ったヤングプリテンダーは、父Oasis Dream(その父Green Desert)、母が豪州生まれで、英国で3戦1勝の成績を残したSilent Heir(その父サンデーサイレンス)という血統の仏国産馬。シンコウフォレスト(98年高松宮記念-GI、父Green Desert)などと同牝系で、06年10月のタタソールズセールにて17万5000ギニーで落札。8月18日に英・ニューマーケット(芝6f)でデビュー勝ちし、今回が2戦目だった。通算成績2戦2勝(重賞1勝)。

 フランスでは他に、ディヴァインライト(その父サンデーサイレンス)産駒のナタゴラ Natagora(牝2、仏・P.バリー厩舎)が今年のロベールパパン賞(仏G2)、ボワ賞(仏G3)を制しており、サンデーサイレンスの血を持つ2歳馬の活躍が目立っている。

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