芝1200mに戻って初勝利を目指すフェリキタス(昨年7月撮影、ユーザー提供:だんさん)
土曜福島2Rの3歳未勝利(芝1200m)は
フェリキタス(牝3、栗東・羽月友彦厩舎)の巻き返しを期待したい。
昨夏のデビュー2戦はともに小倉芝1200mを使われて3着→2着だから、初勝利は目の前だった。ところが昨秋に復帰以降は11着→4着→14着→8着と低空飛行。着順だけを見れば、超早熟と思われても仕方ないだろう。しかし、全てのレースにハッキリとした敗因がある。順番に休み明け、3角の大きな不利、初の1400m、初のダート。とりわけ3走前は3角で狭くなって3馬身ほどのロスがありながら、渋太く盛り返して0秒7差の4着。芝1200mなら未勝利を勝てる力は示している。
大敗続きとあって人気を落としそうだが、だからこそ狙う価値あり。3戦ぶりの芝1200mとなる今回、本領発揮を信じて、強気に勝負しよう。