◆第54回読売マイラーズC・G2(4月23日、京都・芝1600メートル、1着馬に安田記念の優先出走権)＝4月22日、栗東トレセン

　栗東滞在で臨むシュネルマイスター(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎、父キングマン)はレース前日の土曜日、後半の時間帯に登場した。角馬場からCWコースを1周して体をほぐした。シャープな体つきでスカッと見せている。

　皐月賞馬となった、ソールオリエンスも担当する名畑助手は「美浦でやってきたので、今朝は整える程度の調整でしたが、体が締まってきました」と充実感をにじませた。

　前走の中山記念は504キロでの出走で、やや余裕もあったが、同助手は「金曜の計量で494キロです。明日のレースもマイナス体重で出られると思いますよ」とシェイプアップに成功したことを明かした。今回は本来の走りを披露して、21年の毎日王冠以来の久々の勝利を手に入れたいところだ。