青葉賞に出走予定のマサハヤウォルズ(1月7日撮影、(C)netkeiba.com)
青葉賞(3歳・GII・芝2400m)ではディープインパクトの血に要注意だ。産駒は36頭が出走し、[4-3-6-23]の勝率11%、複勝率36%。回収率も単勝が105%、複勝でも97%あるので、十分に狙いが立つ。ただ、最終世代の今年はオープンファイアが無念の回避。残念ながら2年ぶりに“ディープ産駒ゼロ”の青葉賞となってしまった。
しかしながら、諦めるのはまだ早い。変わって注目したいのは「母の父ディープインパクト」だ。これまでに該当馬は3頭で、19年ランフォザローゼスが2着(1番人気)、21年ワンダフルタウンが1着(3番人気)、22年エターナルビクトリが3着(6番人気)の複勝率100%。サンプル数は少ないものの、直仔を上回るような成績を残しているのだ。
今年の「母の父ディープインパクト」はクレオメデス(牡3、栗東・武英智厩舎)の回避により、マサハヤウォルズ(牡3、栗東・今野貞一厩舎)の1頭。同馬は今年1月、中京での未勝利戦で8番人気ながら初勝利を手にした。再び波乱を巻き起こすか。