2歳馬情報「厩舎編」がスタート。東西有力厩舎の素質馬たちを全12回で紹介します。この中に、来年のクラシックホースがいるかも!?第3回は木村厩舎。
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今年は牝馬に逸材がそろっており、牝馬クラシック総なめも狙えるラインアップだ。
まず大注目は、
イクイノックスの半妹
ガルサブランカ(父
キズナ、母シャトーブランシュ)。「血統も馬体も立派。エネルギッシュで好きなタイプです」と木村師の評価も高い。毎日杯2着
ノッキングポイントの半妹
チェルヴィニア(父
ハービンジャー、母チェッキーノ)は「バネが素晴らしい。美浦坂路でも4F55秒くらいは楽に動いてくる」と運動神経が抜群のよう。仕上がりも早く、6月の東京デビューを予定している。
新種牡馬
スワーヴリチャード産駒の
レガレイラ(母ロカ)も大物感が漂っている。「フレームが長くて父似ですね。距離に融通が利きそうですし、楽しみな一頭」とオークス馬候補に挙げる。昨年のチューリップ賞覇者
ナミュールの半妹
アルセナール(父
エピファネイア、母サンブルエミューズ)は「骨格がしっかり。たくましい馬ですよ」と、こちらも期待は大きそうだ。
牡馬なら「ここまで順調。
パワーがありそう」と話す、22年安田記念勝ち馬
ソングラインの異父弟
ソニックライン(父
リアルインパクト、母ルミナスパレード)が楽しみだ。