競走を中止したタイトルホルダー(左)(カメラ・石田 順平)
◆第167回天皇賞・春・G1(4月30日、京都・芝3200メートル、稍重)
3年ぶりの京都開催となった伝統の一戦は17頭立てで争われ、単勝1・7倍と断然人気となっていた横山和生騎手騎乗の
タイトルホルダー(牡5歳、美浦・栗田徹厩舎、父
ドゥラメンテ)は、2周目の4角で競走を中止した。2020年
フィエールマン以来となる史上6頭目の連覇はならなかった。
同レースでは果敢な逃げを打った
アフリカンゴールド(セン8歳、栗東・西園正都厩舎、父ステイゴールド)も競走中止。15着の
トーセンカンビーナ(牡7歳、美浦・加藤征弘、父ディープインパクト)は優勝した
ジャスティンパレス(牡4歳、杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)から10秒以上離れたタイムでのゴールとなるなど、タフな展開となった。