JRA・GI初制覇の騎手が“続出”のNHKマイルC 今年は三浦皇成騎手にビッグチャンス

2023年05月03日 17:15

昨年の朝日杯FSに続くGI2勝目を狙うドルチェモア(ユーザー提供:水軍さん)

 NHKマイルカップ(3歳牡牝・GI・芝1600m)はジョッキーのJRA・GI初制覇が多いレースとして知られる。

 古い方から挙げると、02年の勝浦正樹騎手(テレグノシス)、07年の内田博幸騎手(ピンクカメオ)、09年の藤岡康太騎手(ジョーカプチーノ)、12年の秋山真一郎騎手(カレンブラックヒル)、18年の藤岡佑介騎手(ケイアイノーテック)の5人。また、13年の柴田大知騎手(マイネルホウオウ)はJ・GIを2勝していたものの、平地GIは初勝利だった。GIを一つずつ調べたわけではないが、これほど騎手のGI初制覇が多いレースは他にないだろう。

 今年はどうか。想定段階ではあるが、ショーモン(牡3、栗東・橋口慎介厩舎)の鮫島克駿騎手、トーホウガレオン(牡3、栗東・石坂公一厩舎)の岩田望来騎手、ドルチェモア(牡3、栗東・須貝尚介厩舎)の三浦皇成騎手の3人にJRA・GI初制覇がかかる。

 とりわけ三浦騎手はJRA・GIで2着が2回、3着が7回。伏兵を何度も上位に導きながら、戴冠まであと一歩で涙をのんでいる。今回は2歳王者と初コンビでの参戦。このビッグチャンスを生かし、悲願のタイトル奪取といきたい。

【三浦騎手のJRA・GIの2&3着】カッコ内の数字は人気
10年安田記念・3着スマイルジャック(5)
11年安田記念・3着スマイルジャック(3)
12年阪神JF・3着レッドセシリア(10)
13年エリザベス女王杯・3着アロマティコ(5)
14年NHKマイルC・2着タガノブルグ(17)
14年安田記念・2着グランプリボス(16)
18年フェブラリーS・3着インカンテーション(6)
18年高松宮記念・3着ナックビーナス(10)
18年天皇賞(春)・3着クリンチャー(4)

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