【京都新聞杯】過去2戦2勝のキズナ産駒 リビアングラス&ファームツエンティで3勝目なるか

2023年05月03日 19:30

前走の1勝クラスを快勝したリビアングラス(ユーザー提供:DKさん)

 早くもトップサイアーの地位を確固たるものとしている。目下2年連続でリーディングサイアーランキングが4位のキズナ。産駒は芝ダート、距離を問わないオールマイティーな活躍を見せているが、知る人ぞ知る“十八番レース”が京都新聞杯(3歳・GII・芝2200m)だ。キズナ自身、現役時代の13年に制しているが、産駒も20年に4番人気のディープボンドがV。さらに昨年、8番人気のアスクワイルドモアが鮮やかな差し切りを決めて、2戦2勝としている。

 今年は2頭のキズナ産駒が参戦予定だ。リビアングラス(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)は未勝利、1勝クラスと連勝中。デビュー8戦目で忘れな草賞を制した母ディルガと同じように、使われながら着実に力を付けてきた。どちらかといえば上がりがかかって良さそうなタイプなので、非根幹距離の2200mもプラス。重賞初挑戦でも十分に勝ち負けになる。

 もう1頭のファームツエンティ(牡3、栗東・北出成人厩舎)も軽視は禁物だ。前走で初勝利を挙げたばかりだが、上がり3Fは過去6戦全てでメンバー中3位以内。目下5戦連続で3着以内と相手なりに駆けるタイプでもある。展開の助けは欲しいが、ペース次第で上位に食い込めそうだ。

 今年もキズナ産駒が高配の使者となるのか。確たる主役不在で絞りづらいメンバー構成。ならば2頭の単勝で勝負するのもアリだろう。

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