地方馬で初めてJBCクラシック・交流G1を制覇した
ミューチャリー(牡7歳、船橋・矢野義幸厩舎、父パイロ)の引退式が5月5日、船橋競馬場のパドックで13時から実施された。
会場のパドックに
ミューチャリーが颯爽と姿を現すと、最後の雄姿をひと目見ようと集まった約1600人のファンから拍手がわき起こった。
矢野義幸調教師は「厩舎に2歳で入ったときは、これほど走ると思わなかった。小柄だけど負けん気が強く、根性があった。きょう、たくさんのファンが来てくれて、
ミューチャリーも喜んでいるはず。ありがとうございました」と感謝した。
また、主戦の御神本訓史騎手は「羽田盃が一番印象に残っている。あれで、この馬は本物だと確信した」と思い出を語った。
同馬は今後、船橋競馬場で誘導馬になる予定だ。