今週も引き続き「東京・京都・新潟」の3場開催。重賞は土曜日に京王杯SC(GII・東京・芝1400m)、そして日曜日にはヴィクトリアマイル(GI・東京・芝1600m)が行われます。

　当然、注目となるのは春のGIシリーズであるヴィクトリアマイル。例年、荒れることでも有名なレースです。昨年も1、2番人気ともに馬券にならずという結果でしたが、今年はどんな結果が待ち受けているのでしょうか。

　今年の出走予定メンバーを確認しておきましょう。

　まずは前走の大阪杯(GI・阪神・芝2000m)で2着だったスターズオンアース(牝4・美浦・高柳瑞厩舎)。昨年の3歳牝馬三冠レースでは桜花賞&オークスを制覇した実力馬です。秋華賞は3着となってしまいましたがポテンシャルは一級品。鞍上も引き続きC.ルメール騎手で久々の芝マイル戦で戴冠を狙います。

　対するは、昨年ヴィクトリアマイル1着のソダシ(牝5・栗東・須貝厩舎)。前走は昨年秋のマイルCS(GI・阪神・芝1600m)で3着にもなっていますが、今回は半年ぶりのレースというローテがどう出るかでしょう。

　4歳勢からは、昨年の秋華賞2着馬であるナミュール(牝4・栗東・高野厩舎)も人気になりそう。安定感バツグンながらも未だGI勝ちはなし。ここは念願の初GIタイトル奪取を狙います。

　さらには、昨年このレース5着から、同舞台の安田記念(GI・東京・1600m)を勝っているソングライン(牝5・美浦・林厩舎)、前走の高松宮記念(GI・中京・1200m)2着とスピード上位のナムラクレア(牝4・栗東・長谷川厩舎)。その他、昨年の秋華賞1着馬・スタニングローズ(牝4・栗東・高野厩舎)は坂井瑠星騎手に戻っての出走となります。

　これら以外にも、近走で牝馬重賞を勝っている馬たちが揃って出走。荒れるGIだからこそ下位人気馬まで気を配っておきたいところですね。
　
　このような難解なレースでこそ、チェックしておきたいのがnetkeibaオリジナル『調子偏差値』。調子偏差値とは、出走馬の調子を偏差値化、ランキング順でも表示できる予想ツールです。

　激走する可能性のある人気薄、危険な人気馬も数値で判定可能。さらに調子が上がっている馬は「急上昇」マークでピックアップする馬券戦略の心強い味方です！

　それでは5月12日(金)に出た『ヴィクトリアマイル』の調子偏差値速報をお届けしましましょう。

　現在1番人気が予想されるスターズオンアースは、偏差値75で堂々の1位になっています。

　いつも偏差値は高いレベルで安定している同馬。今回も調子に関しては問題ないといえそうです。

　対して2番人気予想のソダシも、同じく偏差値75での3位になっています。昨年のヴィクトリアマイル時は偏差値70で勝利。今年も状態は昨年以上と考えてもいいのかもしれません。

　一方、現在3番人気が予想されているナミュールは偏差値63で15位と低調になっています。前走の東京新聞杯時が偏差値75からの2着だったので、これはちょっと気になる低数値といえます。これが結果にどう結び付くのでしょうか。

　あなたの本命馬は、どんな偏差値なのか？ この機会に『調子偏差値』をチェックしてみてはいかがでしょう。

　なお日曜日・京都11R・栗東S(L・ダート1400m)の調子偏差値は、無料でご覧いただけます。

※レースによって「急上昇」に該当する馬がいない場合があります。該当馬の有無はご購入前にご確認ください。