【オークス】母娘制覇狙うイングランドアイズ ハープスターの追撃受け止めた母の再現を

2023年05月16日 14:37

イングランドアイズ(ユーザー提供:モエロウエクラさん)

 5月21日(日)に行われるオークス(3歳牝・GI・芝2400m)。世代最強牝馬を決する一戦にイングランドアイズ(牝3、栗東・安田翔伍厩舎)が登録している。

 イングランドアイズは父Kingman、母ヌーヴォレコルト、母の父ハーツクライという血統の英国産馬。母は14年のオークス馬で、近親には99年の牝馬三冠に出走したゴッドインチーフなどがいる。

 本馬は昨年11月、阪神競馬場の2歳新馬戦でデビュー。道中5、6番手から馬群を割るようにして抜け出すと、最後はハーパーの追撃をクビ差凌いで初白星を挙げた。続く今年2月のクイーンCは出遅れて最後方からの競馬となったが、直線で鋭く伸びて0.1秒差の4着に入線。今年のオークスで上位人気に推されるであろうハーパーと、2戦続けて互角の競馬を見せた。

 前走はオークス出走をかけてフローラSに挑戦。逃げ・内3番手・内7番手が上位を占めた超内有利な馬場と展開の中で、大外枠から上がり最速タイとなる33.4秒の末脚で追い込み4着。惜しくも優先出走権は手に出来なかったが、改めて世代上位の力を誇示した。通算成績は3戦1勝。

 母のヌーヴォレコルトといえば、14年のオークスで早め先頭からハープスターの豪脚を振り切り優勝。リバティアイランドハープスターはいかにもイメージが重なるし、娘にも再現を期待したいところ。何より、人気の一角を占めそうなハーパーと2度も互角の競馬を披露した力の持ち主。出走すれば馬券的にも注目だろう。

 そのためには、まず抽選突破。1/4という狭き門にはなるが、出走を叶えて母娘制覇に期待したい。

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