昨年のホープフルSを制したドゥラエレーデ(ユーザー提供:シップさん)
池添学厩舎がドゥラエレーデ(牡3)で日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)の4年連続出走を果たす。
池添厩舎は20年にレクセランス(15着)で日本ダービー初参戦。その後も21年ヴィクティファルス(14着)、22年プラダリア(5着)と3年連続で管理馬を送り込んでいる。今年も無事にゲートインとなれば、友道康夫師と並び、継続中の記録では最長の4年連続出走となる。
15年に開業し、今年で9年目を迎えた。驚くべきことに、勝利数が前年を下回ったことは一度もない。昨年は遂に40勝に到達し、全国リーディングは10位に躍進。ドゥラエレーデがホープフルSを制し、悲願のGIタイトルも獲得した。若手のホープから関西を代表する厩舎へと、着実に進化を遂げている。
ドゥラエレーデは昨年のホープフルSでGI初制覇を果たした。その後は皐月賞を見送ってドバイに遠征。UAEダービーではデルマソトガケの2着となり、改めて芝ダート二刀流のトップランナーであることを示した。今回は帰国初戦、それも芝替わりでのダービー参戦という異例のステップとなるが、そこは調教師の腕の見せどころ。42歳の若きダービートレーナーの誕生を期待したい。