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【日本ダービー】スキルヴィングの木村哲也調教師、あえての鬼門ローテで歴史塗り替える

2023年05月24日 07:00

青葉賞から臨戦するスキルヴィング(手前)

◆第90回日本ダービー・G1(5月28日、東京競馬場・芝2400メートル)

 第90回日本ダービー(28日、東京)は、スキルヴィングの木村哲也調教師(50)が鬼門のローテから初勝利に挑む。

 青葉賞を外から豪快な末脚で制し、主役へと躍り出たスキルヴィング。過去に本番での勝ち馬はゼロだが、木村調教師は2走前のゆりかもめ賞を勝利後、皐月賞をスキップする旨をオーナーサイドに相談。「青葉賞からダービーということで提案させてもらいました」。本番で勝つため考え抜いた結論が、このローテだった。

 苦い経験がある。20年に管理馬のオーソリティが報知杯弥生賞ディープインパクト記念3着から皐月賞をパスし、青葉賞に直行。1着で切符をつかみ取ったが、左前脚に故障を発症。本番の出走はかなわなかった。「失敗というか至らないというか、調教師になってからどうしていったらいいかをずっと考えて取り組んできました」。ゆりかもめ賞から3か月の間隔を空け、青葉賞とダービーを一つのくくりとして臨むことを決断した。

 昨年はイクイノックスで首差2着。スキルヴィングも同じキタサンブラック産駒。2頭の共通点はレース以外の部分で「穏やかなところ」という。中、長距離でG17勝を挙げた父の産駒らしく、デビューから4戦全て2000メートル以上を使われ、全て東京芝コース、本番と同じ舞台を2戦連続で走った。全てはダービーのために―。過去を学び、自身を信じ、歴史に挑む。(石行 佑介)

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