ディスクリートキャット病死 20歳 重賞2勝馬オオバンブルマイの父

2023年05月25日 18:57

 病死のディスクリートキャットは、重賞2勝馬オオバンブルマイ(手前)の父=23年4月

 重賞2勝馬オオバンブルマイや、15年根岸S覇者エアハリファの父であるディスクリートキャットが病死したことが明らかになった。ダーレージャパンが25日、ホームページで発表した。20歳だった。同馬は、ダーレー・スタリオンコンプレックス(北海道日高町)で種牡馬として繋養されていた。

 米国産馬で2005年にサラトガ競馬場でデビューすると、ゴドルフィンに移籍。日本からフラムドパシオンが参戦(3着)した06年UAEダービー・G2では、デットーリの手綱で6馬身差をつけて、重賞初制覇を飾った。その後、デビュー6連勝で米国のシガーマイルH・G1を制した。

 現役引退後は米国のケンタッキーで種牡馬入りし、ブラジルでシャトル種牡馬としても活躍。17年から日本に導入されていた。

 ハリー・スウィーニィ代表取締役は「今日は私たちにとって非常に辛い1日となりました。14歳となってから日本で供用が開始されましたが、それでもブリーダーの方々に受け入れられ、これまでに750頭以上の繁殖牝馬を集めました。本馬はとても温和な馬で、私たちは彼と共に仕事をすることを喜びと感じてきました。本日のスタリオンコンプレックスは涙で溢れました。これまでの功績への感謝と安らかに眠って欲しいという気持ちで一杯です。そして、今日に至るまでサポートして頂いたオーナー、生産者をはじめ本馬に携わったすべての関係者にこの場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます」と追悼のメッセージを記した。

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。