一騎打ちを制したグリードパルフェ(左)=撮影・中山伸治
「六甲盃」(1日、園田)
全国交流重賞は開催2日目の11Rで行われ、2番人気で高知の
グリードパルフェが1番人気で地元の
ラッキードリームを直線での一騎打ちで退けて初制覇した。頭差で2着の
ラッキードリームは園田で初黒星を喫した。3着には3番人気で佐賀の
ヒストリーメイカーが入った。
グリードパルフェが完全復活を印象づけた。今年の出走は全て重賞で、今回を含めて2勝。「2年前の高知県知事賞後は、2走前のはがくれ大賞典まで勝てなかった。今後は遠征の長距離戦で勝っていきたい」と赤岡修。相棒の強い手応えが戻ってきた。
レースでは地元最強の
ラッキードリームを意識した。道中は
アキュートガールが逃げて、
ラッキードリームは4番手、
グリードパルフェは6番手。「ペースが遅いので、相手がまだなら先に動いてペースを作りたい」と鞍上。2周目正面から先に仕掛けたのが功を奏した。
最終3角から2頭での一騎打ちとなり、4角で先頭に立った
ラッキードリームをゴール前で
グリードパルフェが差し返した。「ホッとした。パドックではカリカリしていたが、馬場に出てから落ち着いて力を出せた」と赤岡修。兵庫での重賞7勝目を喜んだ。