◆北の大地で初Vへ
ドゥラレジリエント「ダートならやれます」(7日・堀尾)
土曜函館6R・3歳未勝利(ダート1700m)に出走予定の
ドゥラレジリエント(牡3歳、栗東・牧田)は、1番人気の前走(京都芝1800m)で10着に大敗。ただ、師は「スタートで後手に回った分もあるけれど、芝よりダートの方がいいですね」と悲観の色はない。「ゲートは練習しているし、函館に来てからの気配もいい。初戦(0秒5差6着)くらい走れれば、ダートならやれます」と反撃に自信を見せている。除外にならなければ面白い存在だ。
◆小回り5Fで巻き返す
サルフトピッチ「50キロを生かして」(7日・武山)
土曜函館8R・3歳上1勝クラス(ダート1000m)に出走する
サルフトピッチ(牝3歳、美浦・新開)は前々走の小倉ダート1000m戦を好時計勝ちした実績がある。「放牧明けになるが、ベストの条件のここを目標に乗り込み好仕上がり」と師はうなずく。鞍上は前走に続き、3キロ減の石田を予定。「50キロで出走できることは大きなアドバンテージ。前に行く指示を出しているので、斤量差を生かして粘り込みを」と期待を寄せていた。
◆
ダイヤモンドハンズがいきなり全開へ 昨年の札幌2歳S3着馬(7日・掛札)
土曜阪神9R・甲武特別(芝2400m)を予定する
ダイヤモンドハンズ(牡3歳、栗東・池江)がこの日、朝一番の栗東CWで併せ馬を消化。今春のダービー卿CTで3着に好走した僚馬
ゾンニッヒ(5歳オープン)の内から伸びて1馬身先着を果たした。昨夏の札幌2歳S3着後に骨折が判明し休養を余儀なくされたが、ブランクを感じさせない動きを披露。いきなりから好勝負が期待できそうだ。
◆
ヤマニンサンパのゲートインに杉原が安ど「良かったです〜」(7日・玉川)
先週時点では獲得賞金的に、日曜東京11R・
エプソムC(芝1800m)への出走が微妙に思われた
ヤマニンサンパ(牡5歳 栗東・斉藤崇)は、登録馬が18頭でゲートインが可能になった。杉原は「良かったです〜。あす(8日)、栗東へ行ってまたががってきます!」と笑顔。昨夏新潟の関越S(2番人気8着)以来でも、高い能力を秘めている一頭。どんな結果が出るか、楽しみにしている。
◆坂路ラスト1F12秒1
マテンロウスカイ重賞獲りへ出来安定(7日・紺谷)
日曜東京11R・
エプソムC(芝1800m)へ出走予定の
マテンロウスカイ(セン4歳、栗東・松永幹)がこの日、栗東坂路で追い切りを消化。素軽い脚さばきで軽快に駆け上がり、尻上がりにラップを刻むとラスト1Fは12秒1でフィニッシュした。前走のメイS2着後も出来は高いレベルで安定している。
◆栗東坂路1F12秒0 休み明けでも
エリムがいきなり全開へ(7日・吉田)
土曜阪神6R・3歳未勝利(芝1800m)を予定している
エリム(牝3歳、栗東・石坂)が、この日の栗東坂路で4F55秒9-12秒0(G前強め)を計測。デビューから芝の中距離で小差の3、5着にまとめており、以前に比べて心身の
バランスが良化したことで攻め気配もグンと上昇している。昨秋以来の実戦でもいきなりから注目だ。
◆牝馬でも筋肉量豊富 ルメールで初陣Vへ
エリカエスティーム(7日・佐野)
エリカエスティーム(牝2歳、美浦・宮田、父
モーリス、母メチャコルタ)がこの日、美浦Wで5F66秒8-36秒9-11秒4を馬なりでマーク。牝馬ながら筋肉量が豊富で、フットワークの力感も十分だ。半兄は昨年の札幌2歳S3着馬
ダイヤモンドハンズで、1歳セレクトセールで6400万円(税抜き)で取引された一頭。初戦だけでなく、先々まで楽しめそうな雰囲気がある。土曜東京5R・2歳新馬(芝1600m)をルメールで予定している。
◆半兄は
ヴェローチェオロ グルマンディーズ3頭併せで最先着(7日・竹村)
土曜阪神5R・2歳新馬(芝1600m)を予定している
グルマンディーズ(牝2歳、栗東・安田翔、父
リオンディーズ、母プレシャスライフ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。併走相手2頭の間に入る形で、直線では抜かせない根性を発揮し最先着。徐々に調整のピッチを上げて、追うごとに前向きさも出てきている。半兄は芝の長丁場で活躍している5歳オープンの
ヴェローチェオロ。父が
ゴールドシップから
リオンディーズに変わってどんな成長を見せるか、注目したい。
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