【ラジオNIKKEI賞展望】逃げ先行馬が波乱の立役者になる3歳ハンデ重賞

2023年06月27日 06:00

ラジオNIKKEI賞に出走予定のグラニット(撮影:下野雄規)

 クラシック戦線で敗れた馬や間に合わなかった馬が、秋以降の飛躍を目指し集結するハンデ戦。13年から福島開幕週に行われており、それ以前と比べるとスピードやキレ味が要求されるようになっている。

1.先行馬優勢

 昨年8番人気で2着のショウナンマグマ、一昨年11番人気で2着のワールドリバイバルと7番人気で3着のノースブリッジ、20年8番人気1着のバビットと7番人気2着のパンサラッサ、19年9番人気2着のマイネルサーパス、18年9番人気3着のキボウノダイチ、17年8番人気2着のウインガナドルと、近年は逃げ先行馬が毎年波乱の立役者となっている。

2.距離延長は勝ち切れない

 過去10回で、今回距離延長となる馬は[0-2-4-37]と勝ち切れていない。3番人気以内6頭を含みながらこの成績であり、軸としては狙い辛い。

3.前走重賞組が中心

 過去10回で、前走が1勝クラスだった馬は[2-4-4-48]で勝ち切るケースは少ない。条件戦を勝ち上がったばかりの馬よりは、重賞で敗れてきた馬やオープンを経験してきた馬の方が好走してくる傾向。

 グラニットは前走の皐月賞で12着に終わったが、ただでさえ差しが決まっていた馬場状態の中を厳しいペースで逃げた結果であり、見直す余地は十分。サウジアラビアRCで2着、スプリングSで4着があるように今回のメンバーなら実績上位で、巻き返しを期待。

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