【優駿スプリント】フジコチャンが南関3歳スプリント王に!森泰斗「この馬に乗りたくて大井に来たのでよかった」…大井競馬S2

2023年06月27日 21:03

優駿スプリントを優勝したフジコチャン(手前中央、撮影・志賀浩子)

◆第13回優駿スプリント・S2(6月27日、大井競馬場・ダート1200メートル、良)

 3歳馬によるスプリント重賞は、16頭で争われ、森泰斗騎手騎乗の単勝3番人気、フジコチャン(牝、荒山勝徳厩舎、父エスポワールシチー)が道中3番手から抜け出して重賞初勝利。1馬身差の2着には10番人気のポーチュラカ(藤本現暉騎乗)が入り、3着は5番人気のメンコイボクチャン(沢田龍哉騎乗)だった。1番人気のシロイトイキは8着に終わった。勝ち時計は1分11秒7。

 なお、優勝したフジコチャンには、習志野きらっとスプリント・S1(7月25日、船橋)、フジコチャンと2着ポーチュラカにはアフター5スター賞・S3(9月7日、大井)への優先出走権が与えられた。

 森泰斗騎手「いつもいい状態で(競馬場に)連れてきてもらっているんですが、とにかくイレ込んでしまうので、浦和の桜花賞(8着)はそれで終わってしまった感じ。きょうは対策ができていました。道中のペースは速いと感じてはいましたが、きのうから前残りばかりだったので、前目に行きました。理想的な位置どりでしたね。速い流れをついていってるので、さすがに最後はしっかり反応したという感じではなかったですが、頑張って走ってくれました。落ち着いてレースに臨めるようになってほしいというのが、大きな課題。でも、きょうはクリアしてくれました。自分自身、この馬に乗りたくて、今週のダブル開催は浦和ではなくて、大井に来ていたのでよかった。存在感を見せられたと思います」

 フジコチャン 父エスポワールシチー、母ムービングアウト(父ラングフール)。小林・荒山勝徳厩舎所属の牝3歳。北海道日高町・ヤスナファームの生産。通算8戦4勝。総収得賞金は3691万円。重賞初勝利。馬主は兼松康太氏。

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