重馬場巧者として鳴らしたモズベッロが抹消 兵庫県で乗馬に

2023年08月02日 15:17

20年の日経新春杯を制したモズベッロ(c)netkeiba.com

 20年の日経新春杯(GII)を制すなど、芝の中長距離で活躍したモズベッロ(牡7、栗東・森田直行厩舎)が2日、JRAの競走馬登録を抹消した。今後は兵庫県南あわじ市のヒイラギステーブルで乗馬になる予定。同日、JRAがホームページ上で発表した。

 モズベッロは父ディープブリランテ、母ハーランズルビー、母の父Harlan's Holidayという血統。母は米国産馬で2歳の米G1アルシバイアディーズSで2着に入った実績を持つ。

 19年1月に中京競馬場で行われた3歳新馬戦でデビュー。2戦目に初勝利を挙げ、その後もコンスタントに勝ち星を重ねる。格上挑戦で挑んだ20年1月の日経新春杯では、52kgの軽斤量を生かして鋭く差し切り重賞初制覇。雨の影響でタフな馬場となった同年の宝塚記念では、12番人気の伏兵評価を覆して3着に好走した。

 21年の大阪杯でも渋馬場巧者の本領を発揮。大雨で各馬が対応に苦労する中、勝ち馬にこそ及ばなかったが2着に激走し、無敗三冠馬コントレイルに先着してみせた。不良馬場での開催となった今年5月の新潟大賞典でも4着に健闘。今年6月の宝塚記念がラストランとなった。通算成績は28戦4勝(うち重賞1勝)。

(JRAのホームページより)

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