13日、京都競馬場で行われたデイリー杯2歳S(2歳、GII・芝1600m)は、川田将雅騎手騎乗の3番人気{horse=2005102216:キャプテントゥーレ}(牡2、栗東・森秀行厩舎)が、2番手追走から直線で早めに先頭に立つと、大外から追い込んだ6番人気タケミカヅチに1.3/4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分35秒6(良)。さらにクビ差の3着には7番人気ウイントリガーが入り、1番人気マリエンベルクは後方追走から伸びず8着に敗れた。
勝ったキャプテントゥーレは、父アグネスタキオン、母が01年阪神牝馬S(GII)を勝ち、02年モーリスドゲスト賞(仏G1)で2着に入ったエアトゥーレ(その父トニービン)。祖母が94年ムーランドロンシャン賞(仏G1)を勝ったスキーパラダイスという血統。
7月8日のデビュー戦(阪神・芝1800m)は1番人気に推されるも8着に敗退。2戦目の未勝利戦(小倉・芝1800m)を先行策から押し切って初勝利を挙げた。3戦目となった前走の野路菊S(OP、阪神・芝1800m)では、一転して後方2番手からレースを進めて3着だった。
鞍上の川田将雅騎手はサンアディユで制したセントウルS(GII)に続く今年のJRA重賞2勝目で、通算5勝目。管理する森秀行調教師はシーキングザベストで制した昨年の武蔵野S(GIII)に続くJRA重賞制覇で、通算では37勝目となった。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。