◆第71回中京記念・G3(7月23日、中京競馬場・芝1600メートル)1週前追い切り＝13日、栗東トレセン

　重賞初制覇を目指すウイングレイテスト(牡6歳、美浦・畠山吉宏厩舎、父スクリーンヒーロー)がCWコースでホットチョコ(3歳未勝利)と併せ馬を消化した。首差遅れたが、6馬身ほど追走してのもので、ラスト1ハロンは11秒5(6ハロンは86秒6)と上々の伸びを見せた。「前回(米子S4着)より今回の方が状態はいいと思います」と手綱を執った松岡正海騎手も納得顔だ。

　美浦は坂路が工事中のため使用できず、早めに栗東入り。鞍上は「前回、仕上げ切れなかったので、今回は坂路のある栗東で仕上げることになりました」と説明した。「重賞を勝ち切れる力はある。(馬主が同じ)ウインカーネリアンと同じくらいの活躍をしてほしい」と、昨年のサマーマイル王者の名を挙げて期待の大きさを表した。