今週の土曜日は、函館競馬場で函館2歳ステークス(GIII・芝1200m)が行われます。
過去10年の函館2歳Sでは、前走函館芝1200mに出走していた馬が9勝2着6回3着6回と圧倒的な良績を残しています。キャリアの浅い2歳馬同士の一戦では、前走で得た経験が好走する上で重要な要素であると考えられます。前走で今回と同じ函館芝1200mに出走した馬はコースや距離の経験が活きる事で結果が残せるのでしょう。
函館芝1200m以外から参戦してきた馬が苦戦するのは、コースや距離などの経験がないために本来の力を出し切れないのが要因と考えられます。よって、今年も前走で函館芝1200mの経験を積んだ馬を中心に見るのが的中への近道なのではないでしょうか。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先週の七夕賞では【残った馬】の
ククナが9番人気ながら2着と好走。プロキオンSでは【残った馬】の
ドンフランキーと
リメイクでワンツー決着となっています。さらに昨年の函館2歳Sでは【注目の穴馬】として取り上げた
ブトンドールが4番人気で優勝しています。
今週もケシウマの【残った馬】&【注目の穴馬】にご期待ください!
ここでは、上位人気が予想される馬の死角となりそうなデータをひとつ紹介します。
【条件】
前走函館芝1000mに出走し4角1番手
[0-0-0-9]複勝率0%
該当馬:
スカイキャンバス(過去の該当馬:
スルターナ3番人気10着、13年
ビービーブレイン3番人気16着)
※特に言及のない限り、データは過去10年間を対象にしています。
上位人気が予想される
スカイキャンバスが該当しました。
先述したように前走が函館芝1200m以外だった馬は苦戦傾向にあります。その中でも前走が函館芝1000mで4角1番手を通過した馬は悲惨な結果となっています。
今回の函館2歳Sは芝1200mで行われます。前走の函館芝1000mから距離延長となりますが、そんな事を馬自身は知る由もありません。僅か200mの距離延長ですが、前走とはペースが変わりますので、それに対応しなければいけません。ただ、経験の浅い2歳馬にとって簡単な事ではないでしょう。特に前走の函館芝1000mで4角1番手という
スピード任せの競馬を経験してしまった馬が、即座に芝1200mのペースに対応するのは至難の業でしょうし、割り引いて考えるのが正解と言えるのではないでしょうか。
はたして、ケシウマはどんな消去データを提示してくるのか。重賞レースの参考として、公開中の『
パーフェクト消去法』を是非お役立てください。