重賞初制覇を目指すキングオブドラゴン(昨年6月撮影、ユーザー提供:nagoshinさん)
土曜の福島は芝ダートともに稍重だったが、日曜は良に回復しそう。土曜の芝は全5鞍で8枠が連対したように、外枠の先行馬の好走が目に付いた。ただ、11Rで最内枠のデュガがイン差しを決めたように、内枠がダメというわけではない。リオンディーズ産駒が4、9、4番人気で馬券に絡むなど、キングマンボ系も好調だった。ダートは先行ベターで、差し馬は4角までに前に取り付きたい。人気のストームキャット系は安定している。
中京は芝ダートともに良となる。土曜の芝は少頭数が多く、上がり勝負が多かった。ディープインパクト系が[3-4-2-7]と好成績。ダートは先週までと同様、中京にしては差しが決まっている。
土曜の函館は芝が重、ダートが不良だったが、少なくともワンランクずつは回復するだろう。土曜の芝は7鞍中6鞍で8枠が連対していたが、回復してどうなるか。ペース次第で差しも決まっている。函館2歳Sでヘニーヒューズ産駒のゼルトザームが勝ったように、ダート血統が頑張っていた。ダートは多少なりとも湿り気が残るので、基本的に前有利。
【注目馬】
福島11R・リレーションシップ…土曜に好調だったキングマンボ系のルーラーシップ産駒。3走前の北九州短距離Sで0秒1差の4着があるように、オープンでも力は足りる。当時以来の芝1200m・良馬場で見直したい。
中京10R・サトノペルセウス…中京芝で好調のディープインパクト系。前走は展開不向きの中、メンバー中最速の上がり3Fをマークして3着。ある程度ペースが流れれば勝機あり。
函館11R・キングオブドラゴン…土曜の函館芝で好成績だった8枠。時計が速いとスピード負けするので、適度に時計がかかるのもプラス。前々から渋太く粘り込む。