17日、北海道新ひだか町の北海道市場で、オータムセール(日高軽種馬農協主催)の第3日目(サラ1歳)が開催され、上場された201頭中101頭が落札された。
最高価格は、昨年の高松宮記念(GI)を勝ったオレハマッテルゼを伯父に持つ持込馬・チェルビムの2006(牝、父Dubai Destination)で、(有)社台コーポレーションが2820万円で落札。続いて、昨年の富士S(GIII)を勝ったキネティクス、今年のマイルグランプリ(南関東G2)を勝ったフジノウェーブを兄に持つサニーアスラン(牡、父フォーティナイナー、母インキュラブルロマンティック)が、“ダンツ”の冠名で知られる山元哲二氏に2100万円で落札された。
さらにムカラファの2006(牝、父Singspiel)を猪熊広次氏が2050万円で落札と、この日は3頭が2000万円を超え、3日間では最も活発なセールとなった。他では今年のジャパンダートダービー(交流GI)を勝ったフリオーソの半弟となるファーザの2006(牡、父マリエンバード)が島川隆哉氏に1530万円で落札されている。
また、ダーレージャパン(株)、ダーレー・ジャパン・ファーム(有)のダーレーグループはチェルビムの2006、ムカラファの2006、ファーザの2006を含む計13頭を上場し、全てが売却されるという目立った結果を残した。
※価格はすべて税抜。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。