川田の手綱で初陣を飾ったマテンロウゴールド(手前、カメラ・高橋 由二)
7月23日の中京5R・2歳新馬(芝2000メートル=11頭立て)は、川田将雅騎手が騎乗した1番人気
マテンロウゴールド(牡、栗東・中内田充正厩舎、父
レイデオロ)が直線で好位から抜け出して勝利。新種牡馬
レイデオロに産駒の初勝利をプレゼントした。勝ち時計は2分5秒3(良)。
1000メートル通過63秒9のスローペースでも難なく折り合った。直線では早めに2番手に上がり、馬場の真ん中に持ち出す余裕もみせた。追いすがる2着の
ペンナヴェローチェ(岩田望来騎手)が内から並んでくると、もうひと伸びして半馬身差で押し切った。21年のセレクトセール当歳
セッションで1億4500万円の高値がついた、520キロの大型馬。半兄
エピファニーは現オープン馬と、今後の伸びしろもありそうだ。
川田は「返し馬からとても幼くて、調教の良さが出せない現状ですが、勝ち切ってくれました。精神面の成長が伴えば、いい走りができるようになると思います」と話した。