29日に新潟6Rで行われた2歳新馬戦(ダート1200メートル)は、2番人気に推された
ウエスタンシーズン(牡2=西園正、父
アメリカンペイトリオット)が、逃げ切ってデビュー戦を飾った。
石橋は「初めてのせいか集中していなかったので、返し馬から気を入れていった。初速が速くてハナを奪えたので、あとは集中を切らさないように乗った。分かってくれば、もっといい競馬ができそう。いい馬を回してもらった」とホッとした表情を浮かべていた。
西園正厩舎はこれで今年の2歳新馬戦10戦5勝。「調教通りの走りだった。完歩が大きい馬なので、ゲートを気をつけて出すようにジョッキーに指示した。道中は物見してふわふわしていたけど、最後は自力で突き放したね。2歳馬はみんな一生懸命走ってくれる」と笑顔で話した。今後はいったん放牧に出てひと息入れる予定。