【小倉記念】末脚自慢が好成績の一戦 カレンルシェルブルの差し切りだ

2023年08月13日 08:35

確実に脚を使えるカレンルシェルブル(今年1月撮影、ユーザー提供:モエロウエクラさん)

 11年以降は開幕週、あるいは開幕2週目に行われている小倉記念(3歳上・GIII・芝2000m)だが、意外にも逃げ馬は[0-0-2-11]と苦戦している。対照的に好走が目立つのは末脚がしっかりしたタイプ。上がり3Fが2位以内だった馬は[10-7-3-5]の勝率40%、複勝率80%だから、速い上がりを使える馬を見つけることが的中への近道と言える。

 そこでカレンルシェルブル(牡5、栗東・安田翔伍厩舎)に注目したい。オープン昇級後は7着、4着、1着、10着、9着。3走前に福島民報杯を制しているとはいえ、安定感には欠ける印象だ。ただ、上がり3Fの順位を見ると3位タイ、1位タイ、1位、11位、1位タイだから、不良馬場だった前々走を除けば、確実にメンバー中上位の上がりを使っている。前走の七夕賞にしても前有利の展開に泣いただけで、着差は僅かに0秒8。ペース一つで重賞でも好勝負できる力はある。

 小倉芝2000mは1勝クラス時代ではあるものの、2戦1勝、2着1回の好成績。1分57秒5の速い持ち時計があるのも心強い。あとはペースが上がることを願うのみ。ゴール前での逆転劇を期待したい。

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