武蔵野S、9番人気エイシンロンバードが重賞初V

2007年10月27日 15:40

 27日、東京競馬場で行われた武蔵野S(3歳上、GIII・ダート1600m)は、吉田豊騎手騎乗の9番人気(単勝41.7倍){horse=2002110173:エイシンロンバード}(牡5、栗東・小崎憲厩舎)がハナを奪うと、直線でも脚色衰えず、中団追走から伸びた1番人気ワイルドワンダーの追撃を3/4馬身抑え逃げ切った。勝ちタイムは1分35秒5(不良)。さらに1.1/4馬身差の3着に6番人気トーセンブライトが入った。

 勝ったエイシンロンバードは、父Victory Gallop、母Pacific City(その父Carson City)という血統の米国産馬。04年10月にデビューし、2戦目で初勝利。今年6月の香港JCトロフィー(1600万下、中京・ダート1700m)で逃げ切ってオープン入りし、マーキュリーC(交流GIII)ではシャーベットトーンの3着に入っていた。前走は阿蘇S(OP)で5着に敗れており、約2か月ぶりの出走だった。通算成績32戦6勝(うち地方2戦0勝、重賞1勝)。

 鞍上の吉田豊騎手は、新潟記念(GIII、ユメノシルシ)以来のJRA重賞制覇で今年2勝目、通算20勝目。ダート重賞は初。管理する小崎憲調教師は、京王杯スプリングC(GII、エイシンドーバー)に続くJRA重賞制覇で通算2勝目。ちなみに、今回もエイシンドーバーと同様、平井豊光氏所有で、Victory Gallop産駒の米国産馬となった。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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