20日、札幌競馬場で行われた第59回札幌記念(3歳上・GII・芝2000m)は、中団後方から早目にポジションを上げ、4角で先頭に並びかけた川田将雅騎手騎乗の2番人気プログノーシス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が、道中中団待機から内をすくって3角で先頭に立った9番人気トップナイフ(牡3、栗東・昆貢厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒5(稍重)。

　さらに3馬身差の3着に4番人気ソーヴァリアント(牡5、美浦・大竹正博厩舎)が入った。なお、1番人気ジャックドール(牡5、栗東・藤岡健一厩舎)は6着に、3番人気ダノンベルーガ(牡4、美浦・堀宣行厩舎)は4着に終わった。

　勝ったプログノーシスは、父ディープインパクト、母ヴェルダ、その父Observatoryという血統。元々高い素質を見せていたが、間隔を詰めて使えず出世が遅れていたが、前々走で金鯱賞を制すると香港のクイーンエリザベス2世Cで2着。そしてここを制し、秋のビッグタイトルが期待される圧勝劇で重賞2勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆プログノーシス(牡5)
騎手：川田将雅
厩舎：栗東・中内田充正
父：ディープインパクト
母：ヴェルダ
母父：Observatory
馬主：社台レースホース
生産者：社台ファーム

【全着順】
1着　プログノーシス　2人気
2着　トップナイフ　9人気
3着　ソーヴァリアント　4人気
4着　ダノンベルーガ　3人気
5着　ヒシイグアス　7人気
6着　ジャックドール　1人気
7着　イズジョーノキセキ　10人気
8着　ラーグルフ　11人気
9着　ウインマリリン　6人気
10着　ヤマニンサルバム　15人気
11着　シャフリヤール　5人気
12着　アフリカンゴールド　13人気
13着　ウインマイティー　12人気
14着　マテンロウレオ　8人気
15着　ユニコーンライオン　14人気

＜札幌記念ダイジェスト＞

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