頭差の接戦を制したヴィクトリアドール(手前=カメラ・高橋 由二)
8月26日の札幌2R・2歳未勝利(芝1800メートル、5頭立て)は、新種牡馬の
スワーヴリチャード産駒
ヴィクトリアドール(牝、栗東・奥村豊厩舎)が直線で抜け出し、2戦目で勝利した。勝ち時計は1分53秒4(良)。
道中は3番手の外を追走した。直線に向き鞍上の北村友一騎手が
ゴーサインを出すと、メンバー最速の上がりを駆使して2着
オリエンタルナイトを頭差抑えた。これで新種牡馬の
スワーヴリチャード産駒はダリア賞を勝った
コラソンビートを始め、10頭目の勝ち上がりとなった。
鞍上は「初戦はおっとりして大人しいというのだが第一印象だったが、がらっと変わって精神的にピリッとした感じが強くなっていました。落鉄もある中で、怖がりで1頭になるとふわっとするところもあって詰められましたけど、まだ余裕があったし、能力がありますね。いい馬だと思いました」と高く評価した。