8月26日の小倉11R・釜山S(3歳上3勝クラス、ダート1000メートル=13頭立て)は、秋山真一郎騎手が乗ったしんがり人気の
アッティーヴォ(牡9歳、栗東・大根田裕之厩舎、父
フリオーソ)がゴール寸前で鼻差の差し切り勝ちを収め、オープン入りを決めた。勝ちタイムは57秒0(稍重)。
中団後方よりの追走だったが、手応えがいいまま直線に向いた。馬群の外を鋭く伸び、4頭横並びの大接戦となったゴールの瞬間は、鼻先だけ前に出ていた。
2着に4番人気の
ラインガルーダ(角田大河騎手)、3着に10番人気の
ユスティニアン(松本大輝騎手)が続き、3連単の配当は102万3750円の大波乱となった。
この日2勝目の秋山真騎手は「びっくりしましたね。この馬に何回も乗せてもらっているんだけど、初めて勝てたからよかった。馬が頑張ってくれましたね」と笑顔がはじけた。
大根田調教師は「一発あるかもとは思っていた。2週間小倉に滞在していて、それがよかったのかな。はまればいい脚を使うし、今日は(展開が)流れてくれた」とご機嫌だった。