アナベルエクラがゴール前で抜け出しデビューV(カメラ・高橋 由二)
9月3日の小倉5R・2歳新馬(芝1800メートル=16頭立て)は、
アナベルエクラ(牝2歳、栗東・清水久詞厩舎、父
キタサンブラック)が、1番人気に応えてデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は1分51秒2(良)。
スタートを決め、スムーズに好位で流れに乗った。手応え良く、3コーナー過ぎから徐々にポジションを上げ直線へ。残り200メートルで先頭に立つと、ゴール前は流す余裕も見せながら2馬身半差をつける楽勝だった。「未完成ながらいい勝ちっぷりでした。1800メートルから2000メートルで活躍できそうです。まだまだなので、成長が楽しみですね」と岩田望来騎手。父
キタサンブラックも管理した清水久調教師は「身のこなしの柔らかさが似ている。今後幅が出て、筋肉が乗ってくれば」と今後の成長にも期待した。