ファンタジーS、オディールが差し切りV

2007年11月04日 15:45

 4日、京都競馬場で行われたファンタジーS(2歳牝、GIII・芝1400m)は、安藤勝己騎手騎乗の4番人気{horse=2005105378:オディール}(牝2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、好スタートから控えて好位置で流れに乗ると、直線では逃げ込みを図る1番人気エイムアットビップをゴール前で1.1/4馬身差捕らえ優勝した。勝ちタイムは1分21秒1(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気エイシンパンサーが入っている。

 勝ったオディールは、父クロフネ、母が97年阪神3歳牝馬S(GI)2着のキュンティア(その父Darshaan)という血統。本馬は母の初仔。

 6月17日のデビュー戦(阪神・芝1200m)はエイシンパンサーの3着に敗れたが、続く2歳未勝利(阪神・芝1200m)で4馬身差の快勝。3か月の休養を挟んで臨んだ前走のりんどう賞(2歳500万下牝、京都・芝1400m)ではエイムアットビップの2着に入っていた。通算成績4戦2勝(重賞1勝)。

 鞍上の安藤勝己騎手はダイワスカーレットで制した秋華賞(GI)に続く今年のJRA重賞9勝目で、通算52勝目。管理する橋口弘次郎調教師はローゼンクロイツで制した金鯱賞(GII)に続くJRA重賞制覇で、今年3勝目、通算では65勝目となった。

 なお、クロフネ産駒のJRA重賞制覇はフサイチリシャールによる昨年の阪神C(GII)以来。重賞勝ち馬も同馬に続く2頭目となった。交流重賞ではホワイトメロディーが今年の関東オークス(交流GII)を勝っている。



※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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