セントライト記念で重賞初挑戦するフレーヴァード(今年4月撮影、ユーザー提供:ジヒョンさん)
ルージュバックの2番仔
フレーヴァード(牡3、美浦・大竹正博厩舎)が、セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)で重賞初挑戦初制覇を狙う。
フレーヴァードは父
モーリス、母ルージュバック、母の父マンハッタンカフェという血統。母は16年の毎日王冠や、17年のオールカマーなど重賞4勝の活躍馬。母の半弟
ポタジェは昨年の大阪杯を制している。また、祖母の
ジンジャーパンチは07年のBCディスタフなど米国でG1を6勝した名牝。まさに生まれた時からGI制覇を期待された血統馬といえる。
ここまで4戦2勝。前走の1勝クラスは中団から突き抜けて3馬身差の圧勝で、素質開花の兆しを見せる走りだった。今回は一気の相手強化となるが、中山芝2200mは母がオールカマーを制した舞台。
ソールオリエンスを筆頭とする春の実績馬にどこまで食い下がれるか、注目の一戦となる。