ターキッシュパレス(19年11月、撮影:下野雄規)
今月2日の出走を最後にJRAの競走馬登録を抹消されていたターキッシュパレス(牡6)が、楽天競馬の「サラブレッドオークション」に出品されている。開始価格は100万円。
ターキッシュパレスは父Golden Horn、母リージェンシーロマンス、母の父ディクタットという血統。母は英G1馬で、近親に仏G1イスパーン賞や伊G1ジョッキークラブ大賞を制したLaverockがいるほか、カンタベリーSやジョージライダーSなど豪G1を5勝したPierroがいる。
19年11月に東京競馬場でW.ビュイック騎手を背にデビューし、2馬身差の快勝。翌年7月に1勝クラス、8月に2勝クラスと着実に白星を積み重ね、神戸新聞杯へ出走。1着のコントレイルに0.6秒差の5着と健闘し、菊花賞にも出走を果たした。その後は芝の中距離戦を中心に出走を重ね、2着1回、3着1回と3勝クラスでもたびたび好走した。通算成績は23戦3勝。
そのほか、17年のエリザベス女王杯覇者モズカッチャンを母にもつモズマワシゲリや、17年の米G2グレイトレイディエムSを含む北米で10勝を挙げたスカイダイヤモンズを母にもつドウフォルスなど、良血馬が出品されている。
サラブレッドオークションは現役競走馬のインターネット取引。インターネットを通じて競走馬に新たな活躍の機会を与えることを目的として開催されている。