17日の阪神8Rを8番人気の
オラヴェリタスで制し、古川奈穂騎手(23)=栗東・矢作=が今年のJRA18勝目、同通算35勝目をマークした。
道中2番手から運び、3角で手応え良く先頭へ。最後はこん身の左ステッキで後続の猛追を振り切った。
奈穂は「短い所で使ってきたのでもまれずに競馬したかったのですが、先手は取れず、2番手で進みました。向正面で力んでしまっていたけど、前の馬よりも手応えが良く、先頭に立つ形になりました。ラストはしっかり踏ん張ってくれました」と回顧。13日に誕生日を迎えたばかりで、23歳になって最初の勝利に。「誕生日を迎えた週で、騎乗数は2場で少なかったんですが、それでも依頼していただけているので、一鞍一鞍を大切に秋競馬も頑張っていきたいです」と話した。
なお、
メイショウニコヒメに騎乗した河原田菜々は3角過ぎに落馬し、競走中止となった。