11日、東京競馬場で行われた赤松賞(2歳牝500万下、芝1600m)は、北村宏司騎手騎乗の2番人気カレイジャスミン(牝2、美浦・宗像義忠厩舎)が、中団追走から直線で伸び、外から追いすがる5番人気ニシノガーランドに1.1/4馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分36秒5(稍重)。1番人気マルターズオリジンは、直線で早めに先頭に立つも、さらに1/2馬身差の3着に終わった。
勝ったカレイジャスミンは、父タヤスツヨシ、母ラピュセル(その父エリシオ)。伯父に99年安田記念(GI)、99年マイルCS(GI)などを制したエアジハードがいる血統。06年のHBAサマーセールにて150万円(税抜)で落札されている。
デビュー4戦目となった8月26日の未勝利戦(新潟・芝1600m)で初勝利を挙げると、続く前走の札幌2歳S(GIII)でも牝馬最先着の4着に健闘していた。通算成績6戦2勝。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。