道営記念、ジンクライシスが逃げ切りV

2007年11月13日 15:20

 13日、札幌競馬場で今年のホッカイドウ競馬を締めくくる一戦、道営記念(3歳上、ダート2485m、1着賞金1000万円)が行われ、宮崎光行騎手騎乗の2番人気{horse=2001110234:ジンクライシス}(牡6、北海道・堂山芳則厩舎)が、好スタートからハナに立ち終始主導権を握ると、直線ではさらにひと伸びを見せ、追いすがる1番人気ギルガメッシュに3馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分38秒8(重)のコースレコード。さらに5馬身差の3着には8番人気アドマイヤロマネが入った。

 勝ったジンクライシスは、父Subordination、母デアリングヴァース(その父Opening Verse)という血統の米国産馬。03年11月に美浦・土田稔厩舎からデビューし、2戦目で初勝利。その後は3着以下のない堅実なレースぶりで3勝を挙げ、3歳馬ながら挑戦した04年ジャパンCダート(GI)ではタイムパラドックスの3着に善戦した。しかし、翌年は勝ち切れないレースが続き、06年マーチS(GIII)10着後に現厩舎へ移籍。転入緒戦の赤レンガ記念(札幌)を制したほか、ブリーダーズゴールドC(交流GII)3着やJRAのエルムS(GIII)2着など、重賞戦線で活躍を見せている。前走は盛岡の南部杯(交流GI)に遠征して6着だった。通算成績31戦7勝(うちJRA21戦4勝、重賞3勝)。

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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