15日、名古屋競馬場で行われた東海菊花賞(3歳上、ダート1900m、1着賞金300万円)は、下原理騎手騎乗の2番人気
チャンストウライ(牡4、兵庫・寺嶋正勝厩舎)が、中団追走から徐々に進出し3角あたりで先頭に並びかけると、1番人気
マルヨフェニックスとの壮絶な叩き合いを制し、同馬に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分04秒4(良)。さらに大差(2.0秒差)の3着に4番人気
ケイアイフウジンが入った。なお、勝った
チャンストウライには12月24日(休・月)に名古屋競馬場で行われる名古屋グランプリ(交流GII)の優先出走権が与えられる。
勝った
チャンストウライは、父ブラックタキシード、母ダイタクプルクラ(その父ダンスホール)という血統。05年8月に園田でデビュー勝ち。続くJRAでの2戦はいずれも8着に敗れたが、06年兵庫ダービー(園田)、06年菊水賞(園田)、07年兵庫大賞典(園田)の重賞に勝ち、6月の帝王賞(交流GI)では地方馬最先着の4着と好走。前走の姫山菊花賞(園田)は1番人気に推されたが2着に敗れていた。通算成績14戦8勝(うちJRA2戦0勝、重賞4勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。