ジャパンC、外国馬情報(11/22)

2007年11月22日 17:50

 25日に東京競馬場で行われるジャパンC(GI)に出走を予定している外国馬の調教状況及び関係者のコメントが22日、JRAより発表された。

・アルティストロワイヤル(牡6、米)
【調教状況】
東京競馬場 天候:晴 馬場状態:良
マルセリーノ・オレギン調教助手騎乗
馬場入り 8:45
馬場退場 8:58
常歩1/2周-ダク3/4周-常歩1/4周
※芝コース

【関係者の話】
(ニール・ドライスデール調教師)
「ジャパンCへの出走は8月に決めた。日本に来てから状態が上がっているようで、動きもとても良い。4枠8番という枠順には、とても満足している。スピードもあるし、進路を自分で決められる絶好枠だと思う。騎手は若いが、才能があるし特に変える理由もなかったので、オーナーと相談して依頼した。彼自身が考えて乗ってくれるはずなので、特に指示は出さない。一昨日、京都で強めの調教をしたので、今日は軽くキャンターで周りの環境を見せた。明日は、もう少し強めの調教をするつもり。以前、何度か来日しているが、今日の芝状態は最高だった」

・サデックス(牡4、独)
【調教状況】
東京競馬場 天候:晴 馬場状態:良
トルステン・ムンドリー騎手騎乗
馬場入り 7:54
馬場退場 8:08
1Cから6ハロン強め-常歩
※芝コース

【関係者の話】
(ペーター・ラウ調教師)
「ジャパンCには今年の早い時期から参戦を決めていた。競馬場の印象は非常に良く、この馬にとって好条件が揃っているように思う。今朝の調教での動きを見ていると、まだ輸送などが影響して若干興奮しているようだ。ただ、すぐにそれも解消されてくると思う。日本の馬場は速いが、本音を言うと、もう少し重い馬場の方がこの馬には合っていると思う。雨が降った方が良いが、この条件でベストを尽くすしかない。神経質な馬なので、少し早めに日本に来たように、万全を期してきたつもりだ。最低でも5着以内には入りたい」

(トルステン・ムンドリー騎手)
「昨日、白井から東京競馬場に来たばかりなので、今朝は少しナーバスになっていたが、調教の動きは良かった。馬体重を減らしたくないので、今日は軽めの調教を行った。8枠16番という枠順については、できればもう少し内枠が良かったが、この枠でベストを尽くすしかない。日本の競馬については、レベルが高いという印象を持っており、特にジャパンCには良い馬が多く出走することは知っている。今回出走する日本馬ではメイショウサムソンやウオッカ、アドマイヤムーンが強い馬だと思うので、これらの馬には特に注意している。外国馬も皆強いが、日本馬はこのコースを知り尽くしているので、アドバンテージがあると思う。この馬は自在性がある馬なので、どこからでもレースができるが、おそらくレースの流れが速くなるので、中団に位置することになると思う。ただ、当日レース直前までは作戦の最終決定をしないつもりだ。凱旋門賞では、ディラントーマスに前を塞がれるという不利もあったが、負けたのはそれが要因ではなく、ペースが遅かったからだ。もう少しペースが速ければ、結果は多少違っていたと思う」

・ハリカナサス(牡3、英)
【調教状況】
東京競馬場 天候:晴 馬場状態:良
ダリル・ホランド騎手騎乗
ダク1/4周-軽いキャンターから直線少し伸ばす
※芝コース

【関係者の話】
(マイケル・ロジャー・シャノン調教師)
「近年、日本馬は、世界中で活躍している。ディラントーマスがいたとしても、ライバルは日本馬で間違いない。世界のどのトレーナーに聞いても、日本の中距離馬が一番強いと言うだろう。そのようなメンバーと戦えるジャパンCに招待されて光栄。馬の状態は100%で、最高の状態で走れるという自信がなければ、ここに送り出さない。馬場も問題ないし枠順などは言い訳にしない。どのようなレースでも大丈夫だし、仕上がりは完璧。3歳馬でまだまだ強くなる余地がある。精神的にも古馬同様の落着きがあり、距離も問題ない。あとは相手次第だが、頑張って勝って欲しいし、来年もまたこの場所に戻って来たい」

(ダリル・ホランド騎手)
「日本競馬のレベルは高いと思う。強い馬でなければ通用しないが、このレースはヨーロッパの馬がいい成績を残しているので、心配していない。来日前は体調がいまひとつだったが、スタッフのおかげで、状態も申し分ない。馬が若いので、今日はスタンドや新しい施設を見せつつ調教をした。とても真面目で落ち着いた馬なので、心配していない。この馬は新しい環境にもよく順応し、タフな馬で、レースを勝てる要素を持っていると思う。調教メニューはキャンター中心で、それほど神経を使ったことはしていない。作戦は特にないが、ジャパンCは、非常に素晴らしいレース。JRAに招待されたことを光栄に思っているし、感謝している。何度も来日しているので、今回も頑張りたい。8枠17番という枠については、理想通りではないが、チャンスはあると思う。速いペースになるだろうし、うまく流れに乗りたいと思う」

・ペイパルブル(牡4、英)
【調教状況】
東京競馬場 天候:晴 馬場状態:良
ポール・ジョーンズ厩務員騎乗
馬場入り 8:04
馬場退場 8:37
軽めのキャンター1周-強めのキャンター(6ハロン)
※芝コース

【関係者の話】
(ライアン・ムーア騎手)
「今日の調教はキャンターのみ。日本競馬のレベルは高くメイショウサムソンやアドマイヤムーンもいて楽しみなレース。インティライミにも注意が必要だと思う。よって、この馬もベストを尽くさないと勝てないだろう。神経質なところはあるが、今回の長距離輸送では、今までよりも落ち着いていたと思うし、特に心配していない。東京競馬場の馬場状態は良い状態。少しタイムが早くなる気もするが、それも彼に合っている。18頭立てという多頭数も適している。枠順にはあまり拘らない馬なので、どこでも良かった。とはいえ4枠7番という枠には満足している。この馬には才能があるので、良い位置につけることができれば力を発揮できる。彼に作戦はいらない」

新着ニュース

ニュースを探す

ご意見・ご要望

本サービスはより高機能なサービスの提供なども検討しております。お気づきの点がございましたらお気軽に下記フォームよりご意見をお願いいたします。

  • ご意見をご記入ください。

頂いたご意見には必ずスタッフが目を通します。個々のご意見に回答できかねますことを予めご了承ください。
また、連続して複数送信されると、受付できないことがあります。予めご了承ください。