【みやこS展望】素質馬ハピが重賞初制覇狙う

2023年10月29日 21:58

 除外対象(繰り上がり順)=(1)ブリッツファング57(2)アルーブルト57※騎手は想定

 「みやこS・G3」(11月5日、京都)

 チャンピオンズCに向けて、もう取りこぼせないハピ。復帰戦のラジオ日本賞は3着止まりだったが、休み明け+逃げ、先行馬による典型的な前残りの決着の中、外から迫って、脚力の高さを示した。3歳の身で挑んだ昨年のチャンピオンズCでは、強豪相手に3着善戦。前哨戦で結果を出し、桶狭間の頂上決戦へ向かいたい。

 デビューから無傷4連勝中のセラフィックコール。前走のJRAアニバーサリーSは、後方追走から3角過ぎで仕掛けると、4角で先頭に並びかけ、あとは後続を突き放す一方だった。底知れない強さを感じさせ、ダート界の新星になり得る逸材。一気に重賞で条件は楽ではないが、ここも突破すれば、G1の舞台も見えてくる。

 ラジオ日本賞を鮮やかに逃げ切ったウィリアムバローズ。他馬より重い斤量59キロを背負っており、着差以上の完勝だった。2走前のマーチSでは鼻差2着惜敗と重賞Vは目前。しぶとい先行力を武器に首位争いへ。

 エルムSで2着に奮闘したワールドタキオン。さらに相手は強化されるが、目下の充実ぶりなら通用しそうだ。オープン特別を連勝中のキングズソードも、前走の阿蘇Sは直線インから一気に突き抜けるインパクト大の勝ちっぷり。初の58キロもあっさり克服して本格化を印象付けた。重賞でも勝ち負けを期待していい。

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