28、29日の東京、京都、新潟を舞台に2歳新馬戦が計10レース行われ、土曜京都5Rで初陣を迎えた
ブエナオンダが4馬身差で快勝した。レースのラスト2Fは11秒6→11秒3の加速ラップ。勝負どころでは促し加減になったが、川田のステッキが入ると末脚の加速度が増し、エンジン性能の高さを見せつけた。
先週の新馬勝ち馬評価一覧
ブエナオンダ(牡、父
リオンディーズ、栗東・須貝)
土曜京都5R・芝2000m、川田「初めての分、いろいろと警戒しながらという雰囲気ではありましたが、逆にそれがいい方に出てくれたというところはあります。これから心も体も成長してくれればと思います」(レース評価A、将来性★★★★)
ショウナンラピダス(牡、父
ドゥラメンテ、美浦・国枝)
土曜東京5R・芝1600m、戸崎圭「追い切りではもうひとつ動き切れない感じだったけど、返し馬ではいいなと感じました。まだ競馬を分かっていない感じで、前半は流れに乗れなかったけど、最後はいい脚を使ってくれました。能力はありますね」(B、★★★★)
ジオセントリック(牡、父
ハービンジャー、美浦・手塚)
日曜東京5R・芝2000m、ルメール「2番手でペースは遅かったですが、冷静に走ってくれました。最後はいい加速で、能力は高いですね。2000mから距離が延びても大丈夫です」(B、★★★★)
カーメルタザイト(牡、父
サトノダイヤモンド、栗東・安田翔)
日曜京都5R・芝1800m、北村友「スッと反応できそうな感じがなかったので、動きたいところで動けるようなポジションで運べました。いい形でレースはできました。距離が延びてさらにいいと思います」(B、★★★★)
アースイオス(牡、父
ジャスタウェイ、美浦・小西)
日曜東京4R・ダート1600m、横山和「しっかりケイコを積んで、ベースがしっかりしていた分で勝ってくれました。メンバーに恵まれたのもあると思いますし、これからの馬ですよ」(B、★★★)
ジークルーネ(牝、父
キズナ、美浦・栗田)
土曜東京4R・芝1400m牝馬限定、ルメール「スタートから
スピードを出して、すごくいいポジションから運べました。道中から真面目に走っていたし、だんだんとトップ
スピードになってくれました。距離は千四がちょうどいいですね」(C、★★★)
メイショウザンゲツ(牝、父
ダノンレジェンド、栗東・鈴木孝)
土曜京都4R・ダート1400m、和田竜「ゲートが速かったです。芝の切れ目で物見をしていたけど、ダートに行くと
スピードに乗りました。淡々と走ってくれる馬。乗り込みが豊富で初戦から力を出し切ってくれました」(C、★★★)
パシアンジャン(牡、父シニスターミニスター、栗東・鈴木孝)
日曜京都4R・ダート1800m、和田竜「調教から気の悪いところがありましたが、ペースが遅くても我慢はできていました。エンジンが掛かってからは割と動けるなという感じですね。嫌々するところが、クラスが上がってどうかですけど、まだ非力なので初戦を勝てたのは大きいですね」(C、★★★)
ビップジーニー(牡、父
サトノアラジン、栗東・松下)
日曜京都6R・芝1400m、和田竜「坂路ですごく行きっぷりが良かったです。初戦はフワフワするかなと思っていたけど、ためを利かせたくていい形で運べました。まだ息もできていないし、体も持て余している。これを叩いて素軽さが出てくれば、上でもやれると思います」(C、★★★)
ニュージェネラル(牝、父
ニューイヤーズデイ、栗東・武英)
日曜新潟5R・芝1400m、富田「内枠でしたが、前半のレースを見て内も使えると思ったし、1頭分を走ることができました。いい手応えで回ってくることができて、最後は詰められましたが、よく踏ん張りました。成長段階で勝てたので、これからが楽しみです」(C、★★★)
(レース評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階。将来性評価は★5が最高)