史上7頭目の牝馬3冠に輝いた
リバティアイランド(牝3歳、栗東・中内田)が3日、栗東帰厩後初の馬場入り調整を行った。
前日に滋賀県のノーザン
ファームしがらきから帰厩。この日は坂路1本を4F62秒7-15秒2のゆったりとしたペースで駆け上がり汗を流した。感触を確かめた片山助手は「いいですよ。1回使った分、上向いているし、その中でも安定している。落ち着いているけど、乗ったら元気ですね。桜花賞からオークスに行った時の感じで、今回もそこにプラス
アルファがある」と手応えを口にする。
今後は状態を見極めつつ調整ペースを上げて
ジャパンC(26日・東京)に向かう。何と言っても注目はG1・5連勝中の
イクイノックスとの初対決。片山助手は「ナンバーワンの馬と一緒に走れるのは本当に光栄。今までは受けて立つ立場だったけど、今回はこちらの力がどこまで通用するか、挑戦させてもらう立場になる。そこに向けて恥ずかしくない状態に。いい競馬だったと言われるように仕上げていきたい」と世紀の一戦を見据えた。