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【エリザベス女王杯】今年も主役だ ジェラルディーナが史上5頭目の連覇にチャレンジ

2023年11月06日 18:45

昨年のエリザベス女王杯を制したジェラルディーナ(ユーザー提供:ウイルウイルウイルウイルウイルさん)

 昨年のエリザベス女王杯(3歳上牝・GI・芝2200m)を制したジェラルディーナ(牝5、栗東・斉藤崇史厩舎)が、3年ぶり5頭目の連覇を狙う。

 ジェラルディーナは父モーリス、母ジェンティルドンナ、母の父ディープインパクトの血統。父がGIを6勝したトップサイアーなら、母は史上4頭目の3冠牝馬に輝いた歴史的名牝。生まれた時からGI制覇を約束された超良血といえる。

 ここまで21戦6勝。デビュー当初は気性の幼さが目立ったが、徐々に成長。昨秋にオールカマーで念願の重賞初制覇を果たすと、続くエリザベス女王杯でGIもゲット。さらには有馬記念でも3着に食い込み、現役トップレベルの力を示した。

 今年は大阪杯が6着、クイーンエリザベス2世Cが6着、宝塚記念が4着とGIで善戦止まり。休み明けだった前走のオールカマーも6着に終わったが、これは出遅れて流れに乗れなかったことが敗因。決して全力を出し切っての敗戦ではなく、牝馬同士の戦いとなる今回は巻き返せていい。

 これまでにエリザベス女王杯を連覇した馬は98〜99年のメジロドーベル、03〜04年のアドマイヤグルーヴ、10〜11年のスノーフェアリー、19〜20年のラッキーライラックの4頭。いずれ劣らぬ名牝に肩を並べることができるか期待したい。

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